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ひまわり歯科では、抜歯を、ほぼ毎日行っております。この写真の様に上顎の親知らずの抜歯ならば、場合によっては、いとも簡単に患者さんに抜いたのも分からないほどのタッチで抜歯を完了させることもできます。
当院にある、歯に優しいテコの原理を利用した特殊な道具を使い、日常的に親知らずを抜いている上顎の親知らずの抜歯に慣れた歯科医師が施術を施せば、いとも簡単に親知らずは抜けるでしょう。この道具が、この世にあることを知らない歯科医師も居ます。以前、他の歯科医院で歯を抜いたとき、とても大変だった記憶が有る方は、この道具で歯を抜くと、たいそう驚いてらっしゃいます。それは、歯を抜くのにも力はかけず、患者さんにも負担が非常に少なく、いつ抜いたか患者さんに分からないからなのです。
以下の4つの条件が合えば、この道具を使い、親知らずの抜歯を行うことができます。以下の条件は必須です。
1.手前の歯がすべて連続して生えており、揺れていないこと。
2.親知らずには、根があるのですが、それが、2つに別れていない事。(単根歯)
3.抜歯する歯の手前の歯が崩壊してない事。
4.抜歯を行う人間の技術以上の4つの条件が合えば、ほんの一瞬、力をかけただけで親知らずは抜けてしまいます。ひまわり歯科で親知らずを抜歯した患者さんでは「あれ?いつ抜くの?もう抜いたの?」っていう方も結構いらっしゃいます。上の親知らずの場合は、そんなに心配しないで大丈夫です。
ですが、親知らずが、神経に接している場合は総合病院の歯科口腔外科に依頼して抜いてもらいます。見沼区から来院の方は、一番近くの、自治医大さいたま医療センター や、土呂の東大宮彩の国メディカルセンターを希望する方が多いです。
平日 通院できない場合や、上尾方面かから来院している患者さんには、東大宮彩の国メディカルセンターを紹介しています。とくに自治医大などは紹介状がないと一切診てもらえませんので、はじめから、自治医大で抜いて欲しい場合も当院に一回いらしてください。その場合は、電話予約時に「紹介状のみ希望。」と初めに言ってくだされば、レントゲン以外、余分な検査をしないで済みます。(レントゲンは撮らないと紹介状は書けません)。本当の難症例は、大学病院に行き親知らずの抜歯 をしないといけません。下顎管を傷つけてしまったら命の危険を感じないといけないからです。
しかし、親知らずの抜歯が怖いからと言って、何もしないと、トラブルが起こってしまって歯肉が腫れて、炎症がおき大変です。顔が腫れてしまいます。ですので親知らずはトラブルが起きる前に抜歯した方が良いですね。基本的には、ひまわり歯科で抜歯を行っておりますが、上記のように特殊な場合は、紹介状を書きます。紹介が必要なほど、抜くのが大変な親知らずは、抜歯するときに歯肉を切ったり、骨を削合したりするため、抜いた後に痛みが出やすく、顔も腫れやすいのですが、当院で抜く場合はほとんど腫れも出ないです。
実は、抜歯で、一番気をつけなければならないのは、麻酔が切れたときです。麻酔が切れると、とっても痛いので、あらかじめロキソニンを処方します。なので、痛みが出そうな場合は、難症例では麻酔が切れる前に痛み止めを飲んでもらっています。
抜歯に関する問い合わせは、必ずこのアイコンで願いします。
電話では受付が出ますので、詳しくは分かりません。
たくさん電話がかかってきて、業務に差し支えが出ています。ですので、ネットからよろしくお願いします。
よくある質問
Q.もしも、血が止まらなかったら、どうしたらいいですか?
A.少量の出血の場合、親知らずを抜歯した場所はガーゼを20分しっかり噛んでください。20分経っても出血が止まらなかったら、替えのガーゼを1時間噛んで下さい。圧迫止血と言って強く噛んでいたら止血します。また、出血が大量な場合はお電話ください。
Q.うがいにはして大丈夫ですか?
A.あまりしないでください。抜歯した穴には血液がたまって血餅(カサブタみたいなもの)でき、骨を守ってくれます。でも、うがいをしてしまうと、血餅が流れて、骨がいつまでも口腔内に露出したままなので痛みが続きますので、抜歯した日はうがいを控えます。ドライソケットになるとめっちゃ痛いです。うがいを全くしなくてもドライソケットになってしまうときもあります。
Q.お酒は飲んで大丈夫ですか?
お酒により血液が良く流れるようになると、血液が固まりにくくなり、出血が続き、痛みも続いてしまう事もございます。痛くないからと言ってお酒を飲むと、痛くなる事も あるから注意です。
抜歯後、不安でしたら、医院が閉まってしまう前にお電話ください。
では、どうして、親知らずの周囲は炎症を起こしてしまうのでしょうか?
①親知らずは、歯茎に隠れていてとても磨きにくく、歯茎が腫れて出血しやすい状態となってしまいます。これをperico(ペリコ) 智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼び、二十歳を境に頻発します。
②pericoが周囲の軟組織や下顎骨に広がると顔が腫れたり、お口を大きく開けにくかったりします。このときは、顔が大きく腫れてしまいます。この時は、抗生剤やロキソニンの投与をして炎症を鎮めた後、歯肉弁を電気メスで切除することもあります。しかし、間葉組織を切除するので痛いです。痛みが苦手な方は抜歯した方がいいです。
③歯肉弁をとっても、再発を繰り返すので抜歯にいたろことが多いです。これが一番多いです。
親知らずの抜歯は術者が上手な場合は一瞬で抜歯できます。しかし、埋まっている場合は話が違います。歯肉を剥離してナートが必要です。そういう場合は45分コースです。しかも、科学館に近い場合は、東大宮総合病院か、自治医大です。また、全身疾患があったり、いっぺんに四本抜きたい場合は、入院して全身麻酔で抜くこともありますし、静脈内鎮静法で抜くこともあります。
ここからは、無理に抜くか、残すが微妙なラインにある親知らずについて話していくこととしましょう。いくつかのパターンに分けて話していきます。
①親知らずが虫歯、あるいは、親知らずの前の歯が虫歯の場合
親知らずが虫歯になってしまった場合、虫歯治療は非常に難しいです。小児用の小さいドリルを使っても、口が開かなくって虫歯治療ができない場合が多いです。これは、コンポジットレジンcr充填の場合です。そしてもし治ったとしても、歯ブラシが入らずまた虫歯が再発してしまうことも多いです。そして、また虫歯になることにより、もうその歯は抜いたほうが良いという結論に至ることもあります。さらに、親知らずの神経の治療は難しいというか、ほぼ不可能です。しかも、奥から二番目(親知らずを含めて加増得ていまう)そこが虫歯になって抜くことになったら、大変もったいないです。そうなってしまったら、歯肉縁下の虫歯なの奥から二番目の歯も抜かなければならなくなります。
そうなってから来院なさる方も多いのは、とても残念なことです。
↑親知らずの手前の歯が虫歯になったパターン
↑レントゲンでは分からないと思いますので、イラストです。
②横向きに生えて、もう、これ以上生えてこない場合。
↑親知らずが手前の歯に引っかかって生えてこないパターン
最後に、ロックしている場合。このように手前の歯に引っかかると、外部吸収といって虫歯みたいな感じになってしまいます。外部吸収が進みますとその歯は抜歯になってしまいます。だから、親知らずの一個前の歯が吸収されたレントゲン像がある時は要注意です。こうなる前に抜かなければなりません。
治療に関するお問い合わせは、必ずメールで願いします。
受付電話は、臨床知識が多くはないです。
ご理解ご協力のほどよろしくおねがいします。