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虫歯を未然に防ぐ予防歯科への取り組み

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虫歯の予防には患者さんの協力も必要になってくる場合があります

_KOC0865歯というのは一度削ってしまったら二度と再生されない組織です。なので、予防が一番なのです。削ってはいけないのです。抜いてもいけないのです。例えば、骨折すれば、ギブスをまけば骨はくっつきます。しかし、歯は削ってしまったら最後なんです。一方、歯は、虫歯になって穴が開いたら再生されません。歯科医師が削って詰めないといけないのです。「詰めたら元通りになる」と思っているあなた、それは間違えです。一度削って詰めたところは段差ができます。いくら歯科医師がツルツルに磨いても悲しい事に人間の目には見えないほどの小さな段差ができてしまいます。人間の目に見えない段差かもしれませんが、細菌にとっては絶好の住みかです。そんな小さな段差でも、もっと小さい細菌が住むには十分なのです。治療した当時はいいかもしれませんが、月日がたてば接着剤も劣化していきます。

 

歯を削らないようにするにはどうしたらいいでしょうか?

_KOC0797初期虫歯のうちは、フッ素などを塗布して再石灰化を図ればいいと思います。予防歯科は、患者さんが実行する虫歯予防です。

虫歯を予防するには

医院での”プロフェッショナルケア”と ご家庭での“セルフケア”の両方が必要です。

患者さん自身が行なう毎日のセルフケアはとっても重要になってきます。

 足りないところはプロフェッショナルケアが必要です。