見沼区のひまわり歯科では、中程度以上の虫歯(c2)ぐらいは、基本的に麻酔をしてから修復治療を行っています。
麻酔は、制御の注射器を使用しています。←痛みの少ない注射器
ひまわり歯科は基本的に手動では麻酔はしません。例外はありますが、電動の機械を使って麻酔をします。
それは、麻酔をするとき、痛みを可能な限り少なくするためです。
ひまわり歯科で使う麻酔薬は、主に2種類あります。
血管収縮薬(エピネフリン)の入っている麻酔薬と、入っていない麻酔薬です。
血管収縮薬の入っている方が麻酔の効きは良いのですが、心拍数が若干上がってしまうので、高血圧の方には向いていなく、万人向きではありませんが、多くの患者さんが使用します。
ですが、麻酔を効かせたく、やむを得ず使う場合もあります。
ここでは、麻酔後の注意事項を以下に書きました。歯医者に行く前に参考にしてください。
●まだ麻酔が効いてる時の食事はダメ!!!!
ひまわり歯医者で虫歯治療(c2以上)や、抜歯などを行うときなど、一部の例外を除いて、麻酔をし、治療を施します。
麻酔が効いている状態では本当は食事をしないほうがいいのです。どうしてなのでしょうか?では、以下を読んでみましょう。
①麻酔が効いているときに食事を避けたほうがいい理由。その1
麻酔が効いていると、口の中の感覚が無くなります。そのため、麻酔が効いているときは、食事を控えたほうがいいのです。←誤ってクチビルを噛んでしまった場合
この写真のように、間違えて噛んでしまった場合、大きな傷になってしまいます。ですが、安心してください。おそらく、2週間ぐらいで治ると思います。
なので、麻酔が効いているときは、食事をしないほうが無難です。
この様な事態を避けるため、麻酔後の食事を控えた方がいいでしょう。
麻酔が効いているのは自分でもわかります。
だから、麻酔が覚めてから食事が良いですね。
②麻酔が効いているときに食事を避けたほうが無難な理由。その2
もう一つ怖いのが、麻酔をしたら、熱いもの、冷たいものも感じなくなってしまうのです。
もしも、普通の人が熱湯を口の中に入れたら熱くって吹き出しますよね。
しかし、麻酔が効いている人の場合、それが出来なくて大火傷を負ってしまうこともあるのです。麻酔後の食事で気をつけることは、やけどを避けるために、極端に熱いのや冷たいのを避けるのがいいでしょう。特に、子供は注意せよ!!チューイ!!
麻酔が効いていると、食事の熱さ冷たさがわからなくって口の粘膜が大火傷ってこともあるからチューイせよ!!
麻酔のときに質問を受けることがあります。それでは1番目に多い質問にまず初めにお答えしよう。
●歯医者の浸潤麻酔は何時切れますか?
いつ麻酔が切れるかな?ってよく聞かれます。キシレステシンの場合は、20分ですね。キシロカインの場合は60分ですね。でも、これは、一般的な話。その人の体質にも大きく左右されます。
そして、打つ場所によっても持続時間は違います。
なので、どれぐらいで麻酔は切れますか?って聞くのが一番手っ取り早いです。
①麻酔の方法によって麻酔の継続時間が変わる
歯医者で受ける麻酔は主にう6種類あります。下顎孔伝達麻酔、浸潤麻酔、表面麻酔、静脈内鎮静法、全身麻酔、笑気麻酔です。そのうち、ひまわり歯科では下顎孔伝達と浸潤、表面を多用します。
これらの6つは、時と場合によって、持続時間が変わるので、打った人にどれくらい効きますか?って聞くのがいいです。②歯肉に注射した場合
主に歯医者さんで治療を受ける際に打つ麻酔です。ひまわり歯科では、ほとんど、電動型の注射器を使っています。電動型の注射はコンピュータ制御です。最初はチョロチョロ出ますが麻酔が効いてきましたら、ドバドバ出る仕組みです。ですが、繊細な処置が必要な場合は昔ながらの手動式注射器を使います。
電動型の注射器だと、よく見る普通の注射器でする麻酔よりもかかる圧力が一定になり痛みを感じにくくなります。麻酔継続時間は大人で1時間、子供は45分程度ですが、その患者さんの麻酔の効き具合、代謝具合によってかなり左右されます。
③神経の元に、麻酔の針をッサす場合(下顎孔伝達麻酔)
智歯抜歯や、第二大臼歯抜髄に使う麻酔を、下顎孔伝達麻酔といいます。大本の神経を麻酔で眠らすのです。眠らすと言っても睡眠のことを言っているわけではありません。比喩表現です。
この下顎校伝達麻酔も、よく効くのですが、これが効かない場合は自治医大か、全身麻酔の効く病院に紹介です。
それか、
④その他(表面麻酔)
その他の補助の麻酔として、キシロカイン表面麻酔があります。子供の歯の抜歯の場合、キシロカイン表面麻酔だけで行う場合もあります。ですが、本来の表面麻酔というものは、注射針が痛くないように、表面に塗る麻酔です。ですので、恐怖心の強い人などには有効です。
麻酔後の食事で気を付けること
治療直後にまさか食事をする人はいないと思います。麻酔が効きすぎている場合、とてもじゃないですが、食事どころではないでしょう。もし、食事をする人がいるならば、それは避けたほうが懸命な判断です。でも、それでも、どうしてもっていうならば、以下に書くので参考にしてください。
① くちびるを噛まないように!!
麻酔は歯だけじゃなくって唇まで効いています。特に小さい子供は面白がってくちびるを食いちぎってしまうことがあるのでチューイが必要です。
こうなっても、2週間でもとに戻ります。
③どんな食事したらいいの?どうしても、麻酔が効いている間に食べたくなったら、、、、
腹ペコすぎて、麻酔が効いているのに食事をパクッてしたくなるときもあると思います。人間、なかなか我慢ができないのが普通の人間で、我慢できるのは自制心のある人間だけです。食べないのが本当は望ましいが、我慢できなかったら反対側でゆっくり食べましょう。
そして、固くなく、熱くなく冷たくないものを選べばなんともないです。それか、そういうのが面倒だったら、歯医者の予約時間を食事前に入れるのはやめればいいのです。
それでも、どーしても食べたい場合、とっても柔らかいのを食べましょう!!硬いと、ほっぺたを食べちゃうこともあるから。
チューイせよ!!暖かいうどんなどは特に要注意だよ。
味噌汁なんかも冷めた状態で食べようね。
でも、一番気をつけるのは、自分の唇を咬むことです。
そうすると、写真のようになっちゃうよ。
要するに、、、
麻酔が効いている状態で食事をしないほうが無難ということです。
子供の場合も、治療前に軽く食事をしたほうがいい場合もありますが、食事をすると治療中に吐いてしまう場合もあり、なんとも言えません。吐かないのなら食事をして医院に来る方がいいでしょう。
是非、今回の記事が参考になりますように思います。
当院の近所にお住まいの方(自転車で来られる範囲にお住まいの方)は、是非、ひまわり歯科にいらしてください。
それ以外の方は、最寄りの歯科医院にご相談ください。当院は、遠くから期待をなさって来るような歯科診療所ではございません。遠くからの方は、ご自分のご自宅近くの歯科医師をホームドクターにしてください。