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根管治療

2022年03月18日

カテゴリ:むし歯治療

根管治療

根管治療とは、いわゆる歯の神経の治療です。

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1001428_495550800528333_1487239682_n 根管治療は、今後の歯の持ちを左右してしまう大事な治療です。根幹治療をしっかりとやらなくては歯の上部にいくら隙間なくピッタリのものをかぶせても意味がありません。根管治療はとても大事な治療なのです。みなさん、歯の中に歯髄という、神経や血管が通っているのを御存知ですか?
 虫歯などにかかって神経が最近に侵されてしまったら抜髄と言う神経を取る治療をしなければなりません。それと、神経をとっても、再治療になってしまうことも数パーセントの割合であります。そうなったときの再治療を、感染根管処置と言います。いわゆる、歯医者で言う、神経を抜くっていうことは抜髄っていうことです。今書きますが、根管治療を受ける場合は以下の4つのタイプに分類されます。


①歯髄炎
虫歯が、歯髄まで進行してしまった場合です。この場合、抜髄(神経を抜く治療)になってしまいます。歯髄炎には可逆性の歯髄炎と不可逆性の歯髄炎があります。語弊はありますが、冷たいのがしみるのは可逆的、あったかいのがしみるのが不可逆的歯髄炎です。不可逆性の歯髄炎は根管治療(抜髄)で治していきます。


②歯髄壊死
歯髄炎を放置すると歯髄壊死になってしまいます。これに嫌気性菌が増殖すると、歯髄壊疽になってしまいます。これも、根管治療で直します。


③歯髄壊疽 歯髄壊疽は悪臭がします。ものすごく臭いです。残念ながら、臭くても誰も言ってくれません。言ってくれるとしても家族ぐらいです。

 

④根尖性歯周炎
歯髄壊死が混戦部(根っこの先)まで進行すると、骨が溶けて混戦性歯周炎を起こしてしまいます。
この病巣が大きいと(歯の半分の大きさ)だと、歯を抜かないといけなくなってきます。根管治療で治らないこともあります。

 

いずれも、しっかりとした根管治療が必要になってきますね。

普通は、リーマーとファイルで直していますが、根がまがってる場合、エンドウウェイブを使います。

 これがあれば、どんな曲がった根管でも治せるでしょう。ニッケルチタンファイルを使ってるので曲がった根管でも進んでいきます。すごくいいです。これは、歯の根っこの治療に使う機械です。



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  • これは、滅菌がダメな装置です。透明模型でトレーニング中分かったのですが、何回も同じ刃でトレーニングすていると徐々に切れが悪くなってきます。そして最後には根幹に沿わなくなってしまいます。実際には使い捨てなのでそんなことはありません。
    ウェーブワンはとっても、すごい器械です。根がまがった患者さんにはこれを使ってます。

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